AXIORY(アキシオリー)は中央アメリカにあるベリーズを拠点とした2007年創業の海外FX業者です。
透明性の高い取引環境や、業界トップクラスに狭いスプレッドなどが特に高評価を集めている注目の海外FX業者といえるでしょう。
この記事では、そんなAXIORYの「ボーナス」に焦点を当てて解説していきます。
結論を先に言ってしまうとAXIORYが常時開催しているボーナスはありません。
そのため、今回はAXIORYがこれまでに行ってきたボーナスの一覧や詳細、注意点などを解説していきます。
それでは早速、AXIORYのボーナス一覧を確認していきましょう。
目次
AXIORYが開催してきたボーナスの一覧
まずはAXIORYのボーナス・キャンペーンを一覧で確認していきます。
以下の表で最新情報をまとめていますので、ご確認ください。
開催中のボーナス | 金額 | 消滅条件 | 対象口座タイプ | 期限 |
---|---|---|---|---|
口座開設ボーナス | 3,000円 | 1か月以上取引活動が無いと消滅 | MT5 | 2020/10/31(土)まで |
入金ボーナス | 最大50万円 (入金額の20%) | 出金するとボーナスは消滅。 1か月以上取引活動が無いと消滅。 | MT5 | 2020/11/1(日)まで |
公式サイトでボーナスの詳細情報を確認したい方は↓のボタンからどうぞ。
次からはAXIORYの各種ボーナス・キャンペーンの詳細や注意点について解説していきます。
まずは「お年玉ボーナス」から確認していきましょう。
お年玉ボーナス
AXIORYは毎年お正月に「お年玉ボーナス」を開催しています。
お年玉ボーナスの内容は、入金金額の100%(入金金額と同額)のボーナスがもらえる入金ボーナスで、ボーナスは1年間利用することが可能です。
また、一定期間内に既定の取引量を達成することでボーナス自体も出金できるのも特徴といえます。
30ロットの取引量を1/1~3/31までに取引することで出金可能となる場合がほとんどですが、毎回そうとも限りませんので必ず公式ホームページで確認するようにしましょう。
毎年実施されているということもあり、毎年1月はAXIORYの「お年玉ボーナス」に注目したいところですね。
以上がお年玉ボーナスの解説です。
毎年お正月に開催されているボーナスですので、AXIORYに興味があって開催時期が近い場合はぜひ利用してみましょう。
それでは次に、AXIORYの「お中元ボーナス」について確認していきます。
お中元ボーナス
AXIORYは2020年7月に「お中元ボーナス」のキャンペーンを実施しました。
ボーナス内容は先ほど解説したお年玉ボーナスとほとんど同じ内容で、異なるのは「ボーナスの提供期間のみ」です。
お中元ボーナスという名称の通り、ボーナスの提供期間はお中元シーズンである夏頃になっています。
2020年は7月1日~7月21日に開催されていますが、まだ実施回数が1度のみですので、来年以降は時期が前後する可能性があるかもしれません。
そのため、お年玉ボーナス同様、7月頃にはAXIORYの公式ホームページでキャンペーン情報をチェックするのがおすすめです。
以上がお中元ボーナスの解説です。
お年玉ボーナスとは異なり、開催が定例化するかは不明ですので興味のある方は逐一公式ホームページをチェックしてみましょう。
Jumio 認証ボーナス
Jumio認証ボーナスとは、「Jumio」へ登録するだけで3万円の取引用クレジットが受け取れるボーナスです。
「Jumio」とは、自動で本人確認が行える認証システムのことで、2019年3月以降、AXIORYを利用する場合はこの「Jumio」への登録が必須となりました。
この「Jumio 認証ボーナス」はJumioの登録作業をスムーズにさせる意味も込めて実施されたボーナスで、現在はJumioの登録が必須ですので当ボーナスは実施されていません。
Axioryは本人確認をより強固なものにしてマネーロンダリング防止を徹底するため、Jumioを導入したと言われています。
透明性や健全性をアピールしているAxioryにとっては、またひとつアピール要素が増えたといえるでしょう。
以上がAXIORYで実施されたボーナスの解説です。
「お年玉ボーナス」「お中元ボーナス」の2つに関しては2021年以降も実施される可能性がありますので、AXIORYに興味のある方はチェックしておきましょう。
それでは次に、AXIORYのボーナスを利用するうえでの注意点について確認していきます。
ボーナスのその他注意点は?
ここではAXIORYのボーナスに共通するその他の注意点について解説していきます。
結論から言ってしまうと注意点は「禁止取引をしない」の1点のみです。
当たり前のことですが、規約違反の取引をすればボーナス没収はもちろん、口座も凍結されてしまいます。
ですので、実際にAXIORYを利用する前に禁止取引がどのようなものかをしっかりと確認をしておきましょう。
本題に入りますが、AXIORYの禁止取引は「裁定取引を行わない」の1点だけです。
早速ですが、内容を確認していきましょう。
裁定取引(アービトラージ)はNG
AXIORYでは裁定取引(アービトラージ)が禁止されています。
裁定取引(アービトラージ)とは、「サヤ取り」とも呼ばれる取引所間の価格差を利用した両建て取引のことをいいます。
例えば、ドル円の為替レートがA社が110.000円、B社が109.500円、となっていたとしましょう。
取引所間のレート差が大きくなった場合、その差が小さくなるようにレートは変動しやすい性質があります。
つまり、A社のレートは下落しやすく、B社のレートは上昇しやすくなるということです。
この法則を利用した両建て取引を行い、利益をあげるのが「裁定取引」の概要となります。
この裁定取引をAXIORYが禁止している理由として、損失補填を防ぐ狙いがあります。
トレーダーからすれば、両建てを行って仮に片方の口座でゼロカットされたとしても、もう一方の口座では利益が出ているため、結果的に損失は防げますよね。
ですが、FX業者からすれば、損失補填の頻度が増す可能性があるため、この取引方法を禁止しています。
AXIORYの禁止取引は、この裁定取引だけですので、うっかりミスで取引しないように気を付けましょう。
以上がAXIORYでの注意事項の解説になります。
AXIORYは海外FX業者の中でもトップクラスに取引の制約が少なく、自由度の高い取引が可能な業者といえるでしょう。
だからこそ口座の利用価値は高く、うっかり口座凍結されてしまえば自由度の高い万能な口座を失ってしまうことになります。
ですので、ここで説明した「裁定取引」だけは絶対に行わないよう常日頃から注意するようにしましょう。
ボーナス以外の特徴は?
ここからはボーナス以外のAXIORYの特徴についてご紹介していきます。
先ほどお話しした通り、「AXIORYは取引の自由度が高い万能な口座」であるというのが正直な感想です。
では具体的にどういう点が優れているのか、という疑問をここで解決していきたいと思います。
ここで紹介するAXIORYの特徴は以下の4点です。
- 信託保全に対応しており安全性が高い
- 透明性の高いNDD方式を採用している
- 公開している情報量が多い
- cTraderが利用可能
それでは、「①信託保全に対応しており安全性が高い」から順番に解説していきます。
①信託保全に対応しており安全性が高い
AXIORYは信託保全に対応しており、海外FX業者の中では安全性が非常に高いといえます。
「信託保全」とは簡単にいうと「AXIORYが潰れても自分の資金がきちんと手元に戻ってくる」という仕組みのことです。
国内FX業者は信託保全に対応することが義務付けられていますが、海外FX業者の場合は信託保全の義務が無いため、最悪自分の資金を持ち逃げされる可能性もあります。
しかし、AXIORYは信託保全に対応しているため資金を持ち逃げされる心配はありません。
顧客の資金は信託保全先である「Doha Bank」の分別管理保管口座へ入金され、AXIORYの運営資金とは完全に分離された状態で管理されます。
仮にAXIORYが破綻してしまった場合は監督機構であるPwC(プライスウォーターハウスクーパース)の名義でAXIORYで運用している資金の総額が返金されます。
AXIORYが破綻してしまった場合はAXIORYの承諾無しに全額出金できる旨もきちんと公式ホームページに記載されているため、安心して利用することができますね。
また、AXIORYは2016年に「The Financial Commission」という、投資家とFX業者とのトラブル解決を無償で請け負う機関に加入しています。
これに加入したことによって、仮にAXIORYとの間にトラブルが発生した場合は、トラブル解決のための仲裁を「The Financial Commission」に無償で依頼することも可能となりました。
「The Financial Commission」が決定した処分にAXIORYが従わない場合は、特別保証基金として最大20,000ドルを受け取ることが可能です。
文章が長くなってしまいましたが、これだけの量の安全サービスを提供している会社は海外FX業者の中でも非常にまれで、AXIORYの安全性は極めて高いということがいえます。
そのため、「安全性を重視して海外FX業者を選びたい」という方にとってはAXIORYが最適といえるでしょう。
②透明性の高いNDD方式を採用している
NDD方式とは簡単にいうと「取引にFX業者のディーラー(仲介人)が参加しない取引方式」のことをいいます。
取引にディーラー(仲介人)が参加しないNDD方式には「取引が操作されない」という大きなメリットがあります。
なぜ「取引が操作されない」ことがメリットなのかというと、ディーラーが取引に参加すると「レートが操作される」「約定のタイミングをずらされる」といった、トレーダー側の不利が発生する可能性が出てきてしまうのです。
ディーラーが取引に参加する取引方式を「DD方式」といい、国内FXではこの取引方式がポピュラーとなっています。
ですが、海外FXではディーラーが取引に参加しないNDD方式がポピュラーで、AXIORYもNDD方式を採用しています。
そのため、ディーラーに操作されずに、少しでもトレーダーが勝ちやすい環境を選ぶなら海外FXのNDD方式を選びましょう。
③公開している情報量が多い
AXIORYは情報公開に積極的で、様々な情報を公式ホームページ上で公開しています。
例えば、約定率やスリッページの頻度などはグラフで表示されており、通貨ごとの約定力も確認可能です。
また、経営陣の顔写真や経歴も公式ホームページ上で確認することができます。
一般的に海外FX業者のホームページは公開されている情報が限られており、約定率や経営陣の顔写真などが確認できる業者は多くはありません。
AXIORYはこれらの情報を公開しているため、透明性が高く企業としての信頼度も高いといえるでしょう。
④cTraderが利用可能
AXIORYではMT4とcTraderの2種類の取引ツールを利用することができます。
MT4は海外FXでは一般的な取引ツールですが、cTraderを利用できる海外FX業者は多くはありません。
「cTrader」は、2011年にイギリスのSpotware System社が開発した、スキャルピングなどの短期売買に特化したECN取引専用ツールです。
60種類以上のテクニカル指標や24種類のチャートが利用可能で、板情報の確認や自動取引も利用可能と高い評価を得ている万能ツールで、徐々に利用できる海外FX業者が広がっています。
ユーザーインターフェースが優れているため、感覚的に注文ができるのも大きな魅力といえますので、cTraderが気になる方はAXIORYで試してみるのも良いでしょう。
まとめ:スキャルピングで選ぶならAXIORY
ここまでAXIORYのボーナス・キャンペーンや口座の特徴についてまとめてきました。
内容のまとめは以下の通りです。
- AXIORYのボーナスは季節限定で2種類を開催
- 「お年玉ボーナス」は毎年お正月に開催される入金ボーナス
- 「お中元ボーナス」は2020年7月から始まった入金ボーナス
- 年中利用可能なボーナスは提供していない
AXIORYのボーナスはお正月ボーナスと7月のお中元ボーナスの2種類のみです。
他社のような年中開催されているボーナス・キャンペーンを求めているのであれば、素直に他社を使った方が良いでしょう。
ですが、ボーナスが少ない分、取引環境への力の入れ様は他社を格段に上回ります。
狭いスプレッドやcTraderの導入など、他社には無い「勝ちやすい取引環境がAXIORYにはある」といえるでしょう。
そのため「ボーナスはほどほどでも大丈夫」「ボーナスよりも勝ちやすい環境の方が重要」という方はAXIORYがおすすめです。
AXIORYのボーナスや取引環境に興味が湧いた方は、ぜひ公式サイトをチェックしてみてくださいね。